五ヶ瀬町「日蔭棚田」
棚田のこと
名称又は愛称:日蔭棚田(ひぞえ たなだ)
場所:五ヶ瀬町
地区名・集落名:大字鞍岡字下長司
面積:約26.3ha
全体勾配:約1/20
保全団体名:日蔭集落協定
日蔭棚田について
現在の九州が地殻変動により海から顔を出し陸地になる過程で、最初に顔を出した九州島発祥の地と言われ、4億3千万年前の化石が出土した「祇園山」を背景に、日蔭棚田は山間部の風景を構成しています。日蔭棚田の用水は、祇園山からの「湧水」を水源として使用しており、この「湧水」を導く水路と共に棚田の保全に努め、彼岸花を畦畔に植栽するなど景観形成をいかした村おこしにも励んでいます。
おすすめポイント
日蔭(ひぞえ)棚田のある日蔭集落は、九州島発祥の地と言われる祇園山を背景に下流域の集落とともに山間部の風景を呈しています。地域では、水源にある妙見神社や地域の活性化施設である水の館を中心に祇園神楽や棒術などの伝承や近傍の自然をいかしたもみじ祭りで文化の維持保全活動を図っています。
棚田の保全利活用状況
棚田畦畔への彼岸花植栽による景観形成を行っており「彼岸花祭り」や「棚田フットパス」等を開催するなど棚田の景観を活かした取り組みを実施している。
周辺情報
五ヶ瀬ハイランドスキー場
標高1600m、標高差190m、九州随一のパウダースノーゲレンデを誇る日本最南端のスキー場です。平均斜度25度(最大斜度30度)の上級者用ダイナミックコース(650m)、平均斜度13度の初・中級者用パラダイスコース(1000m)、小さな子どもでもソリや雪遊びが楽しめるファミリーゲレンデもあり、上級者から初心者まで家族で楽しめます。スノーボードも全面滑走可能。毎年たくさんのスキーヤー・スノーボーダーで賑わっています。
miyazakitanada.com
日蔭棚田へのアクセス情報
住所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡字下長司
九州中央自動車道「山都中島西IC」から「国道445号―218号―265号」を経由して約50分。「東九州自動車道延岡JCT―延岡南道路延岡IC―国道218号―265号」を経由して約2時間。